鹿島ポポヴィッチ監督「アグレッシブな姿勢に負けているようだと…」 25日東京V戦で“内弁慶”脱却を

AI要約

鹿島は25日に敵地で東京Vとの対戦に臨む。前回の対戦では引き分けに持ち込まれたが、今回は相手のアグレッシブな姿勢に対抗して戦う意向。

ポポヴィッチ監督は相手のアグレッシブさへの対応を強調し、勝利への意欲を示す。21日の試合での勝利が今後につながると指摘。

鹿島はホームで強い一方、敵地では苦戦中。札幌戦以降勝利から遠ざかっているが、因縁の相手をアウェーで打ち破ることで内弁慶からの脱却を目指す。

 鹿島は25日に敵地・味スタで東京Vと対戦する。5月の対戦は3点リードから猛反撃を許して引き分けに持ち込まれた。

 24日にオンラインで取材対応したポポヴィッチ監督(57)は「前回対戦よりも、よりアグレッシブになっているのは間違いない」と警戒を強め、「アグレッシブな姿勢に負けているようだと、相手の良さを出させてしまう。逆に我々がその勢いを逆手に取って戦っていきたい」と見据えた。

 21日の天皇杯4回戦は2年連続で敗れていたJ2甲府に雪辱。指揮官は「苦しい時間も勝ちへの執着心を忘れずに戦い続けたところは非常に良かった」と、今後につながる勝利であることを強調した。

 今季リーグ戦はホーム無敗を誇る一方で、敵地では3連敗中と苦戦。5月25日の札幌戦を最後に勝利から遠ざかるだけに、因縁の相手をアウェーで下した勢いに乗って“内弁慶”からの脱却を狙う。