昨年のダービー卿CT制したインダストリアが競走馬登録抹消 悪性リンパ腫のため7日に安楽死

AI要約

昨年のGⅢダービー卿CTを制したインダストリアが競走馬登録を抹消

腫瘍が見つかり手術を受けるも悪性のリンパ腫と診断され安楽死

成績や家系を振り返り、さらなる飛躍が期待されていたインダストリア

昨年のダービー卿CT制したインダストリアが競走馬登録抹消 悪性リンパ腫のため7日に安楽死

 JRAは24日、昨年のGⅢダービー卿CTを制したインダストリア(牡5・宮田)が23日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。

 同馬は連覇を狙った3月のダービー卿CTで14着と大敗した後、放牧に出されていたが、7月下旬に腹腔内に腫瘍があると判明。手術を受けて成功したものの、悪性のリンパ腫と診断されて回復の見込みが立たないことから7日に安楽死の措置が取られていた。

 インダストリアはデビュー2戦目に初白星を挙げると、続くジュニアCでオープン初勝利。GⅡ弥生賞、GⅠ・NHKマイルCでともに5着に入るなど、同世代の一線級と差のない競馬を続けた。3歳暮れに再びオープン入りを果たすと、昇級2戦目のダービー卿CTで重賞初V。半兄ケイデンスコールに次ぐ重賞制覇を果たし、さらなる飛躍が期待されていた。父リオンディーズ、母インダクティ(その父ハーツクライ)の血統。通算成績は13戦4勝。