【NFL】レイブンズオフェンスは「居心地がいい」とRBヘンリー

AI要約

RBデリック・ヘンリーが新たなチームでのシーズン開幕に向けて準備を進めている。

ヘンリーはレイブンズの新オフェンスに順応し、ジャクソンとの連携を強化している。

アンダーセンターからのプレーに慣れているヘンリーだが、ショットガンフォーメーションでも効果的なプレーを展開している。

【NFL】レイブンズオフェンスは「居心地がいい」とRBヘンリー

ランニングバック(RB)デリック・ヘンリーがボルティモア・レイブンズの一員として、スーパーボウル王者のカンザスシティ・チーフスと対戦するシーズン開幕戦を迎えるまで、あと15日となった。ヘンリーはすでにクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンとのコンビに自信を持っているようだ。

レイブンズの公式記録によると、ヘンリーは現地20日(火)に「快適だよ。とても居心地がいいんだ」と話したという。

「トレーニングキャンプはよかった。俺たちは大きく成長したし、まだまだ成長中だけど、自分はリラックスしていて、とても居心地がいい」

フィジカルなランニングバックと、ジャクソンのようなデュアルスレットクオーターバックを組み合わせることで、相手ディフェンスを苦しめることができると見込んだレイブンズは、今オフシーズンに注目の新加入選手としてヘンリーを迎えた。

プレシーズン中にヘンリーが新しいオフェンスでプレーする姿はまだ見られておらず、今週末に行われるプレシーズン最終戦でも出場の可能性は低い。しかし、今週、レイブンズはグリーンベイ・パッカーズとの合同練習のためにグリーンベイに向かい、シーズン第1週に向けてオフェンスの構築を続ける予定だ。

ヘンリーはシーズン開幕戦について「プレーできるのが本当に楽しみで、その時が来るのが待ちきれない。でも、今はすべてを磨き上げて、しっかり仕上げて、さらに成長していくことが大事だ。ここにいるみんなも、シーズン第1週を迎えるのが待ち遠しくて、うずうずしているに違いないよ」とコメント。

ヘンリーがレイブンズにどのようにフィットするかは注目に値するだろう。レイブンズはジャクソンを起用してショットガンやピストルフォーメーションを多用する傾向があるのに対し、ヘンリーはこれまで主にテネシー・タイタンズで、クオーターバックがセンター(C)から直接ボールを受け取るフォーメーションからのプレー(アンダーセンター)が多かった。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、昨シーズン、ヘンリーはアンダーセンターのプレーで185回のキャリーを記録したという。その一方で、ショットガンでは53回、ピストルでは42回しかプレーしていない(昨年、ジャクソンのスナップの84.2%がショットガンかピストルからだった)。しかし、『Next Gen Stats』によると、ヘンリーはショットガンフォーメーションでも効率的なプレーを見せており、キャリー平均4.9ヤード(アンダーセンターでは3.8ヤード)を記録しているとのこと。