楽天、西武に競り勝ち4連勝で3位と2ゲーム差に接近 先発・藤井は後半戦初白星の8勝目

AI要約

楽天は西武を競り勝ち、4連勝を達成。先発の藤井が今季8勝目を挙げ、チームは3位のロッテとのゲーム差を2に縮めた。

辰己と小郷の活躍で楽天が先制し、藤井が6イニングを3安打無失点に抑える好投を見せた。則本が25セーブ目を挙げて勝利を確定させた。

楽天、西武に競り勝ち4連勝で3位と2ゲーム差に接近 先発・藤井は後半戦初白星の8勝目

◇23日 西武1―2楽天(ベルーナドーム)

 楽天は最下位の西武に競り勝って4連勝。先発の藤井が7月21日のオリックス戦(ほっともっと神戸)以来となる今季8勝目。オリックスにサヨナラ負けした3位・ロッテとのゲーム差を「2」にした。

 本拠地・仙台でソフトバンクに連勝して所沢に乗り込んだチームは1回2死から3番の辰己がバックスクリーン横へ先制の5号ソロ。ベンチに戻ってきた背番号8は「昨日は休日返上でベルーナドームの勉強をしたかいがありました。先制できてよかったです」と”辰己節”を交えながら快打を振り返った。4回には1死三塁から7番の小郷が右前へ適時打を放ち、1点を追加した。

 22日の仙台での先発投手練習で「状態は非常にいい」と話していた藤井は1回に迎えた2死一、二塁のピンチを野村大の空振り三振で無失点で切り抜けた。その後はテンポよく西武打線を抑えていき、6イニングを3安打無失点にまとめた。8回には3番手の鈴木翔が押し出し四球で1点を失ったが、9回は守護神の則本がリードを守って試合終了。藤井は後半戦初勝利を手にし、則本はリーグトップの25セーブをマークした。