楽天・早川隆久、6イニング無失点で自己最多タイ9勝目 チームは零封リレーで連勝、借金を「1」に減らす

AI要約

楽天は投打がしっかりかみ合って、ソフトバンクを3-0で破り、借金を「1」に縮めた。

先発の早川隆久投手が6イニングを7安打無失点で自己最多タイの9勝目を挙げ、野手が見事な守備と打撃でサポートした。

打線はフランコの2ランホームランなどで得点を重ね、救援陣もしっかりとリレーし、則本が24セーブ目を記録した。

◇20日 楽天3―0ソフトバンク(楽天モバイルパーク宮城)

 楽天は投打がしっかりかみ合って、今季8度目の零封勝ち。借金を再び「1」に縮めた。先発した早川隆久投手は6イニングを7安打無失点で自己最多タイの9勝目をマークした。

 1回、2死一塁から4番の山川に左翼へ二塁打を許したが、バックが左翼の中島からの見事な中継プレーで一走の今宮を本塁でアウトにして窮地を脱した。3回に迎えた2死満塁のピンチでは山川をチェンジアップで空振り三振として無失点。任された6イニングで7安打を許したものの、無失点でしのぎ「当初の目標がゲームメークというところだったので、そこはできたのかなと思います。初回の山川さんの打球を捕殺してくれたことで勢いがついたと思います。野手のみなさんに感謝ですね」と振り返った。

 打線は2回無死一塁から6番・フランコがモイネロの直球を弾丸ライナーで左翼席へ運ぶ先制の7号2ラン。「ウエートトレーニングを頑張っていたから、成果が出てよかったね」と笑顔で快打を振り返った。4回には1死二塁から中島が中越えの適時二塁打を放って1点を追加。救援陣は7回から藤平、鈴木翔が無失点リレーを見せ、9回も守護神の則本が締めてリーグトップの24セーブ目を手にした。