メリーノのアーセナル移籍がフンメルス獲得の助けに？ ソシエダが獲得目指す
スペイン代表MFミケル・メリーノのアーセナル移籍が合意に至り、公式発表を待つばかりとなっているレアル・ソシエダ。今夏の移籍市場でセンターバック補強が急務となっており、そのためにはミケル・メリーノの移籍が後押しとなっている。
ソシエダは、スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの移籍により、センターバックが手薄となっている状況。若手DFジョン・マルティンにも期待されているが、ヨキン・アペリバイ会長はベテランの獲得を模索している。
浮上しているベテランセンターバック候補には、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)が挙げられる。様々なクラブからのオファーを受けているものの、慎重に移籍先を選定中。ソシエダがフンメルス獲得に向け、メリーノの移籍による資金獲得を活用する模様。
スペイン代表MFミケル・メリーノのアーセナル移籍が合意に至り、公式発表を待つばかりとなっているレアル・ソシエダ。この移籍を受け、予てから望んでいたセンターバックの補強が加速すると見られている。
今夏のソシエダは、スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンがアトレティコ・マドリーへと完全移籍し、センターバックが手薄となっている。
カンテラに所属する18歳のDFジョン・マルティンに期待が寄せられている一方で、ヨキン・アペリバイ会長は「センターバックを獲得するならば、ジョン・マルティンの成長に寄り添い、その成長について考えることになる。彼はラ・レアルの将来にとって重要なプレーヤーだ」とベテランの獲得を求めているとしていた。
そんな中で浮上したのが、ドルトムントを退団したドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)。ドルトムント、バイエルン、そしてドイツ代表と多くの経験を積んでいる中、今夏は世界中からオファーが。ドイツ、イタリア、イングランド、スペイン、サウジアラビアとオファーは多岐にわたる。
ただ、具体的な交渉は進んでおらず、フンメルスは自身のキャリアと共に、家族の幸せも考えているとのこと。引く手数多の中で行き先を慎重に選んでいるようだ。
スペイン『Noticias de Gipuzkoa』は、ソシエダのフンメルス獲得をメリーノの移籍が後押しすると報道。メリーノの退団により、選手の枠が空くソシエダ。そして、クラブ史上4番目とも言われる移籍金が手に入ることで、多くの資金を手にすることができる状況だ。
ラ・リーガではマジョルカが獲得に関心を寄せていたが、フンメルスが否定。ただ、マジョルカ島に家を持ち、スペイン語も話せるため、ソシエダに加入した場合でもフィットは早そうだ。
果たしてソシエダが望むセンターバックの獲得は上手くいくのか。まずは、メリーノの移籍が正式に決まることが先となる
