【フィギュア】浅田真央さんパリ五輪阿部詩に「見ていてつらかったですけど、復活してくれる」

AI要約

プロフィギュアスケーターの浅田真央さん(33)が23日、プロ野球の西武-楽天戦が行われたベルーナドームで始球式に臨んだ。目標のノーバウンドでの投球に成功し、西武ライオンズにエールを送った。

パリオリンピックで柔道の阿部きょうだいに注目し、妹詩と兄一二三の結果についてコメント。兄弟の様々な努力と結果について語った。

立飛ホールディングスの冠試合で始球式を行い、同社の敷地内にマオリンクが完成することを発表。スケートの楽しさを多くの人に伝えたいと意気込んでいる。

 プロフィギュアスケーターの浅田真央さん(33)が23日、プロ野球の西武-楽天戦が行われたベルーナドームで始球式に臨んだ。見事にノーバウンドで捕手に届かせると、「ノーバウンドで投げる目標が達成できたので、この試合、西武ライオンズさんに頑張ってもらいたいです!」と声を弾ませた。人生2度目で、「十数年前の前回はバウンドしてしまったので、リベンジを果たせました」と胸を張った。

 今月閉幕したパリオリンピック(五輪)では、柔道の阿部きょうだいに注目していたという。「そろって金メダルを目指していたと思うんですけど、ずっと一緒に頑張ってきて、ともに努力されてきたと思う」と言及。女子52キロ級の妹詩はメダルに届かず、男子63キロ級の兄一二三は東京五輪に続く2連覇を達成した。「全く正反対の結果になってしまったのは見ていてもつらかったですけど、でもきっとまた詩選手も復活して頑張ってくれると思う。私もまた応援したい」とおもんぱかった。

 この日は立飛ホールディングスの冠試合で、同社の敷地内に今秋に名前を冠した「MAO RINK」が完成する。縁があっての人生2度目の始球式。「たくさんのスケーターにスケートの楽しさを教えられたらいいな」と思い描いた。