【MLB】パドレスがメッツ4連戦の初戦を落とす 首位と4.5差の地区3位に転落 松井裕樹は登板なし

AI要約

パドレスはメッツに敗れ、地区3位に転落。セベリーノが安定感を欠いた投球でマーク。シースは10敗目。

パドレスは3点を追う展開から逆転できず、最終的に8-3で敗れた。松井は2試合連続で登板機会なし。

地区2位のパドレスはドジャースとの直接対決を控え、白熱した地区優勝争いが期待される。

【MLB】パドレスがメッツ4連戦の初戦を落とす 首位と4.5差の地区3位に転落 松井裕樹は登板なし

 日本時間8月23日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのメッツ4連戦がスタート。その初戦は打線が思うように機能せず3対8で敗れ、首位ドジャースから4.5ゲーム差の地区3位に転落した。メッツ先発のルイス・セベリーノは4つの四球を与えるなど、やや安定感を欠いたものの、5回5安打1失点で9勝目(6敗)をマーク。パドレス先発のディラン・シースは奪三振王争いでリーグトップに再浮上したが、7回途中9安打3失点(自責点2)で10敗目(12勝)を喫した。

 1回表無死2塁からマーク・ビエントスのタイムリー二塁打で早々に先制されたパドレスは、4回表にジェフ・マクニールのタイムリーなどで2点を追加され、3点を追う展開に。5回裏に無死満塁の大チャンスを迎えたものの、ジェイク・クロネンワースの併殺打の間に1点を返すのが精一杯だった。試合はそのまま終盤に突入し、9回表には3番手のローガン・ギラスピーが7安打を浴びるなど、一挙5失点。9回裏に2点を返して意地を見せたが、3対8で敗れた。なお、パドレスの松井裕樹は2試合連続で登板機会がなかった。

 試合前の時点で首位ドジャースから4ゲーム差の地区2位、ダイヤモンドバックスと並んでいたパドレスだが、ドジャースとダイヤモンドバックスの試合がない日に痛恨の敗戦。両軍にプレッシャーを与えることはできず、逆にゲーム差が広がってしまった。この3チームの直接対決はドジャース対パドレスが残り3試合、パドレス対ダイヤモンドバックスが残り3試合、ダイヤモンドバックス対ドジャースが残り4試合。しかもパドレスはレギュラーシーズン最後の6試合がドジャース、ダイヤモンドバックスとの対戦となっている。あす以降の各チームの戦い次第ではあるものの、最後の最後まで白熱した地区優勝争いが見られるかもしれない。