MLB=オールスター6回選出の巧打者ボット、正式に引退表明

AI要約

ジョーイ・ボット一塁手が正式に現役引退を表明。2002年から23年までレッズで活躍し、ナ・リーグMVPを獲得。

昨オフにはブルージェイズへ移籍も、マイナーリーグでの成績が振るわずMLB復帰は果たせず。

ボットはインスタグラムで「最高の自分になれた。このスポーツに全てを捧げた」とコメント。

MLB=オールスター6回選出の巧打者ボット、正式に引退表明

[22日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)でナ・リーグ最優秀選手賞(MVP)1回、オールスター6回選出などの輝かしい実績を持つジョーイ・ボット一塁手(40)が21日、正式に現役引退を表明した。

カナダ出身のボットは2002年のドラフト2巡でレッズから指名され、07年にメジャーデビュー。23年までレッズ一筋に出塁率の高い巧打者として活躍を続け、10年にナ・リーグMVPを獲得したほか、ゴールドグラブ賞1回、オールスター選出6回などの実績を残した。

昨オフにはレッズを離れて母国を本拠地とするブルージェイズへ移籍。しかし、マイナーの合計31試合で打率1割6分5厘にとどまり、MLB復帰はならなかった。MLB通算成績は打率2割9分4厘、356本塁打、1144打点。

ボットはインスタグラムに「最高の自分になれた。体と心、精神の全てをかけてこのスポーツをプレーした」と投稿した。