ジョーイ・ボットが引退表明 昨季までレッズで17年プレー「正式にベースボールから引退する」

AI要約

昨季までプレーしたMLBの内野手、ジョーイ・ボットが40歳で現役引退を表明。ボットは17年間のキャリアで数々の記録を残し、今季は地元ブルージェイズでプレーしていた。

ボットは10年にナ・リーグMVPを受賞し、優れた選球眼で知られていた。しかし近年は故障に悩まされ、昨季は出場試合数が減少した。

MLBファンや家族に感謝を伝えながら、ボットは自身の引退を決意。メジャー通算成績を振り返りつつ、野球人生に幕を閉じた。

ジョーイ・ボットが引退表明 昨季までレッズで17年プレー「正式にベースボールから引退する」

 昨季までレッズで17年プレーし、10年にナ・リーグMVPに輝いたジョーイ・ボット内野手(40)が21日(22日)、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。動画で「もう終わりにする。正式にベースボールから引退する」と自らの口で引退を発表し、メッセージでは家族らに感謝した後に「最後に、MLBのファンの皆さんへ。みんなの応援が力になったし、ブーイングも大好きだった」「野球をしている間が最高の自分でいられた。身体、そして精神の最後の力まで振り絞ってプレーした。すべてをありがとう」とコメントした。

 トロント出身のボットは07年にレッズでデビューし、10年に打率3割2分4厘、37本塁打、113打点、OPS1・024を記録してMVPを受賞。優れた選球眼で知られ、15年には143四球を記録するなどリーグ最多四球を5度、最高出塁率を7度マークしている。21年には36本塁打を放ち、通算2000安打、300本塁打、1000打点を達成。しかし近年は故障に悩まされ、昨季は65試合の出場に終わり、シーズン終了後にFAとなった。今季は地元ブルージェイズとマイナー契約を結び、マイナー31試合に出場していた。メジャー通算打率2割9分4厘、2135安打、356本塁打、1144打点、1365四球、長打率5割1分1厘、出塁率4割9厘、OPS・920。オールスター選出6度、ゴールドグラブ賞1度。