【全英女子OP】渋野日向子「意識が飛んでました」リンクスの強風に大苦戦 出遅れ134位

AI要約

渋野日向子はAIG全英女子オープンで苦戦し、予選落ちの危機に立たされた。強風や難しいコンディションに苦しんでおり、首位と大きく差を付けられている。

前週のスコッランド・オープンでは棄権した渋野だが、大会直前は回復を強調。しかし、プレーは納得のいくものではなかった。

他の日本人選手も様々な結果を残しており、西郷真央が好調なスタートを切っている一方で、古江彩佳や山下美夢有は苦戦している。

<米女子ゴルフツアー:AIG全英女子オープン>◇第1日◇22日◇英セントアンドルーズ・オールドコース(パー72)

 渋野日向子(25=サントリー)は海沿いのリンクスコースに苦戦し、予選落ち危機となった。2バーディー、7ボギー、1トリプルボギーの8オーバー80をたたき、首位と13打差の134位と大きく出遅れた。

 「何をしているかわからないような状態。意識が飛んでました」

 英国の北海からの10メートルを超える強風に悩まされ、思い通りのスコアを出すことはできない。終盤の8番パー3では1メートル弱のパーパットがカップに蹴られるなど、最後まで流れをつかむことができなかった。

 前哨戦となった前週スコッランド・オープンの第1ラウンドでは股関節と臀部(でんぶ)の痛みから涙の棄権となった。出場も危ぶまれたが、大会直前は「めちゃくちゃ元気です」と回復を強調したが、納得のいくプレーはできなかった。

 「1つも良いショットが打てていない。どうしたらいいいのか迷いながらやっていた。何が悪かったのか、今からしっかり考えて練習したい」とどん底から巻き返しを誓った。

 日本人は最多19人が出場。西郷真央が3アンダーの69で回り、首位と2打差の4位と好発進。70で回った大里桃子が10位、71の川崎春花と小祝さくらが12位。メジャー2連勝を狙う古江彩佳は畑岡奈紗、笹生優花、勝みなみとともに75で63位。パリ五輪4位の山下美夢有は76で79位だった。