【広島】執念の逆転勝ち 巨人と再び2差に!矢野が10回2死二・三塁から決勝打 9回は小園が戸郷から同点打 島内は9回ピンチを凌ぐ

AI要約

広島が延長10回に巨人を逆転し、首位攻防戦を制す。

アドゥワが好投するも、6回に浅野のタイムリーで先制点を許す。

巨人は9回に小園のタイムリーで同点に追いつくが、広島が2-1で勝利。

【広島】執念の逆転勝ち 巨人と再び2差に!矢野が10回2死二・三塁から決勝打 9回は小園が戸郷から同点打 島内は9回ピンチを凌ぐ

■プロ野球 巨人1ー2広島 延長10回 (22日 東京ドーム)

広島は巨人に逆転勝ち、首位攻防戦を勝ち越し58勝44敗の今季最多タイの貯金13とし巨人と2ゲーム差とした。1ー1で迎えた延長10回、巨人3番手・ケラーに1死後、菊池が四球、代打・秋山がライトへツーベースを飛ばし1死二・三塁から代打・上本は浅い中飛も矢野がレフトへタイムリーを流し打ち、2ー1と勝ち越した。10回裏は守護神・栗林が無失点で締めて33セーブ目。

秋山がベンチ。スタメンは1番センター・野間、2番ショート・矢野、3番サード・小園、4番ライト・末包、5番キャッチャー・坂倉、6番ファースト・堂林、7番レフト・中村奨、8番セカンド・菊池、9番ピッチャー・アドゥワのオーダーを組んだ。

巨人の先発・戸郷に1回、野間は中飛、矢野は空振り三振、小園は二ゴロと三者凡退に終わる。

先発・アドゥワは今季15度目の登板、試合前まで6勝3敗、防御率3.13。前回の8月6日・巨人戦(東京ドーム)は9回を133球、3安打、3四球、3奪三振の無失点でプロ初完封勝利を挙げた。今季の巨人戦は3度目、2勝0敗、防御率1.93だった。

アドゥワは1回、丸に左安打、吉川の犠打で1死二塁からモンテスを三ゴロ、岡本和を中飛と無失点での立ち上がり。

アドゥワは2回、大城卓に四球、坂本に中安打で無死一・二塁から門脇を左飛、浅野に中安打で1死満塁も戸郷を三ゴロ併殺打に仕留めた。

打線は3回まで堂林の四球のみで戸郷にノーヒットに抑えられる。

アドゥワは3回2死からモンテスと岡本和に連打され一・三塁も大城卓を投ゴロに打ち取った。

4回の攻撃で先頭・矢野が右安打も小園は中飛、末包は遊ゴロ併殺打と好機を広げられなかった。

アドゥワは4回、坂本と門脇に連打、浅野を遊飛、戸郷の犠打で2死二・三塁も丸を空振りに取り毎回、得点圏に走者を置くも無失点に抑える。

5回の攻撃で1死から堂林が二内安打も中村奨は空振り三振、菊池は左飛に倒れた。

アドゥワは5回、吉川、モンテス、岡本和の上位打線で初めて三者凡退に抑える。

だがアドゥワは6回1死から坂本と門脇に連打され一・二塁から浅野にセンターへタイムリーを運ばれ1点を先制される。戸郷に犠打を決められ2死二・三塁で2番手・塹江に交代。

塹江は丸を投飛に抑える。アドゥワは5回2/3を88球、10安打、1四球、4奪三振の1失点(自責1)で降板。

7回の攻撃で小園は左飛、末包は空振り三振、坂倉が遊内安打も堂林は空振り三振に倒れた。

7回は3番手・森浦が吉川を投ゴロ、モンテスを右飛、岡本和を左飛と3人で退ける。

打線は8回、中村奨はセーフティーバントの捕ゴロ、菊池は空振り三振、代打・田中は二ゴロとあさっり3人で終わった。

8回は4番手・黒原が大城卓を空振り三振、坂本を見逃し三振、門脇に四球も浅野を空振り三振に取った。

9回、巨人の先発・戸郷に野間は左安打で代走・羽月、矢野の犠打で1死二塁から小園がセンターへタイムリーを弾き返し1ー1の同点に。代わった2番手・大勢に末包が投ゴロ、坂倉が申告敬遠で2死一・二塁も堂林は三ゴロに倒れた。

9回、5番手・島内が代打・立岡を中飛、丸に四球、吉川を左飛だが途中出場・オコエの打席で暴投で二塁に丸が進み、オコエに左安打で2死一・三塁から岡本和を三ゴロに抑えた。