大谷翔平、21試合ぶり第1打席安打 あわや挟殺プレーもギリギリセーフ、盗塁はならず

AI要約

大谷翔平選手が3試合連続の安打をマークし、21試合ぶりの初回第1打席での安打を記録。

大谷は40本塁打40盗塁の記録に挑戦し、打率2割9分1厘で首位打者を追走している。

ナ・リーグ西地区での競争が激化しており、怪我で離脱したフリーマンの影響も心配されている。

大谷翔平、21試合ぶり第1打席安打 あわや挟殺プレーもギリギリセーフ、盗塁はならず

◇19日(日本時間20日) 大リーグ ドジャース―マリナーズ(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・DH」で先発出場し、初回の第1打席でマリナーズ先発右腕ウーの5球目の変化球を捉えて左前打。3試合連続の安打をマークした。第1打席での安打は7月26日のアストロズ戦以来21試合ぶり。

 昨季対戦して、3打数2安打、1本塁打と得意としているウーに対し、いきなり安打を放った大谷は、2死から4番のT・ヘルナンデスの打席でウーに誘い出され、けん制で内野手に挟まれたが、一塁へヘッドスライディングして帰塁。挟殺プレーのタッチをギリギリでかいくぐってアウトを免れた。しかし、T・ヘルナンデスが空振り三振に倒れ、盗塁はマークできなかった。

 現在、39本塁打、37盗塁の大谷は、日本人では初、メジャーでも史上6人目となるシーズン40本塁打40盗塁の「40―40」が期待されている。8月中の達成となれば、史上最速。大谷は本塁打争いでは2位のオズナに3本差をつけてトップを独走し、第1打席の安打で打率2割9分1厘とし首位のオズナ(ブレーブス)を1分8厘差で追走している。88打点はトップのオズナと5点差の2位につけている。

 この日は右手中指の亀裂骨折が判明したフリーマンが志願の先発出場。ナ・リーグ西地区で今季2位に最大9ゲーム差をつけて独走していたが、パドレス、ダイヤモンドバックスの猛追で、現在は2位のパドレスとのゲーム差を「3」に縮められている。(写真はAP)