【インターナショナルS】海外初遠征のドゥレッツァが近代競馬発祥の地で健闘、5位入線

AI要約

昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが英国の競馬界で上位争いを見せる。

過去最多の13頭立てで、ルメール騎手も手応えをのぞかせる。

日本馬としては3頭目の参戦で、クラシックホースの実力を示す。

<インターナショナルS>◇21日=英ヨーク◇G1◇芝2050メートル◇3歳上◇出走13頭◇1着賞金70万8875ポンド(約1億3700万円)

 昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4、尾関)が近代競馬発祥の地で上位争いを演じ、5位で入線した。

 英ダービー馬シティオブトロイなどの強敵がいる中で、前走天皇賞・春15着から巻き返した。第1回の72年以降、13頭立ては過去最多の出走頭数。戦前にルメール騎手は「絶対に合う」と、ヨーク競馬場での大一番への手応えをのぞかせていた。05年ゼンノロブロイ首差2着、19年シュヴァルグラン8着に続く、日本馬3頭目の挑戦。日本の酷暑、コース形態、今後のローテを総合的に勘案して踏み切った英国初遠征でクラシックホースの実力を示した。