神戸 柏を下し3年連続の8強 今季初のJ1とのカップ戦 MF佐々木大樹が先制弾

AI要約

神戸は天皇杯4回戦で柏を1-0で破り、3年連続の8強進出を果たした。

佐々木大樹の決勝ゴールで勝利した神戸は、柏の猛攻をしのぎ切った。

森岡亮太の復帰や汰木康也の復帰など、チームに明るい材料が増え、今後に期待が高まる1勝となった。

 ◇天皇杯4回戦 神戸1ー0柏(2024年8月21日 三協フロンテア柏スタジアム)

 神戸がカップ戦では今季初のJ1との対戦となった柏との熱戦を制した。

 前半3分、DF岩波拓也のロングフィードを、右サイドを独走したDF飯野七聖が競り合いを制しクロス。FW佐々木大樹がニアでゴール左へうまく流し込み、これが決勝弾となった。

 後半、MFマテウス・サヴィオ、FW細谷真大ら主力を投入してきた柏の猛攻を受けたがしのぎ切り、3年連続の8強進出。殊勲の背番号22は「狙い(の形)だったので、流し込むだけだった。チームみんなが頑張って走り切ったからできた勝利」とうなずいた。

 今夏シャルルロワ(ベルギー)から8年半ぶりに古巣復帰を果たし、この試合でベンチ入りしたMF森岡亮太の出番はなかったが、MF汰木康也が5月22日の天皇杯3回戦・富山戦以来約3カ月ぶりに公式戦復帰。明るい材料が増え、リーグ戦での再加速にも弾みのつく1勝となった。リーグ戦に加え、ACLもあり過密日程となるが、吉田孝行監督は「みんなで戦って勝ち進んでいければ」とチーム一丸を呼びかけた。