【ボクシング】アマエリート村田昴プロ8戦目で初王座挑戦 10・7山崎海斗とWBO・AP決定戦

AI要約

10月5日、東京・後楽園ホールで行われるボクシングのWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級4位の村田昴が同級12位の山崎海斗との同級王座決定戦に挑む。

村田は7戦全勝7KOのパーフェクトレコードを誇り、初のタイトル挑戦に意気込む一方、山崎も無敗の戦績を誇る新鋭であり、日本人対決として注目されている。

さらにセミファイナルでは、日本ライト級の挑戦者決定戦が行われ、浦川大将と村上雄大が激突する。浦川は再起をかけて挑む一方、村上は再起戦で勝利し、再び日本タイトルに挑む。

【ボクシング】アマエリート村田昴プロ8戦目で初王座挑戦 10・7山崎海斗とWBO・AP決定戦

 7戦全勝7KOのパーフェクトレコードを誇るプロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級4位村田昴(27=帝拳)がタイトルに初挑戦する。10月5日、東京・後楽園ホールで開催される第24回WHO′NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTで、同級12位山崎海斗(26=六島)との同級王座決定戦に臨むと21日、発表された。同王座は、9月3日に東京・有明アリーナで4団体統一同級王者井上尚弥(31=大橋)に挑戦するTJ・ドヘニー(37=アイルランド)が返上し、空位となっていた。

 18年全日本選手権バンタム級優勝を含むアマ4冠の村田は今年7月、ブライアン・ジェームス・ワイルド(フィリピン)に6回TKO勝ちして以来のリング。前回は初の10回戦で無敗の難敵を撃破した21年に米ラスベガスでKOデビューして3年。プロ8戦目でのタイトル挑戦となり「気合十分です。このチャンスをしっかり手にして次につながれるようにしたい」と所属ジムを通じてコメントした。一方の山崎もアマ24勝15敗の実績を持ち、21年8月のプロ転向から9戦全勝5KO。無敗の日本人対決となる。

 またセミファイナルでは、日本ライト級挑戦者決定戦として同級1位浦川大将(27=帝拳)が同級2位村上雄大(24=角海老宝石)と拳を交える。浦川は昨年11月、三代大訓(横浜光)との同級挑戦者決定戦に敗れた後、日本スーパーフェザー級5位神足茂利(M・T)とのノンタイトル戦で6回TKO勝利して再起戦に勝利。2度目となる日本同級挑戦者決定戦に挑む。一方の村上は23年12月、当時の日本王者仲里周磨(オキナワ)に判定負け後、今年7月に一道宏(T&T)との再起戦で判定勝利を挙げている。