【甲子園データ】関東第一が守り勝ち決勝へ、準々決勝&準決勝を2点以下で制したのは43年ぶり

AI要約

関東第一はロースコアで3連勝し、決勝に進んだ。

坂井投手は今大会15回2/3を投げ無失点で活躍し、異例の快記録が期待される。

守り勝つ持ち味を発揮し、戦後3度目の無失点での準決勝突破を果たした。

【甲子園データ】関東第一が守り勝ち決勝へ、準々決勝&準決勝を2点以下で制したのは43年ぶり

<全国高校野球選手権:関東第一2-1神村学園>◇21日◇準決勝

 関東第一がまたもロースコアで勝ち上がった。

 3回戦から○3-2明徳義塾、○2-1東海大相模、○2-1神村学園。準々決勝と準決勝をともに2得点以下で決勝に進んだのは、74年の金属バット採用後、81年京都商(準々決勝○2-0和歌山工、準決勝○1-0鎮西)以来43年ぶり2度目。守り勝つ持ち味を発揮している。準決勝を3安打以下で突破したのは52年八尾(対長崎商で2安打)、96年熊本工(対前橋工で3安打)に次ぎ戦後3度目。

 進撃を支える坂井は、今大会15回2/3を投げ無失点。京都国際・西村(23回無失点)とともに、無失点をキープした。優勝校の最多投球回投手が無失点なら、48年に5完封(45回無失点)をマークした福嶋一雄(小倉)以来となるがどうか。5完封の投手と同列に扱えないとしても、坂井のように全試合救援、かつ無失点Vなら異例の快記録になる。【織田健途】