長谷川唯がPFA年間ベストイレブンを受賞!昨季のマンチェスター・シティでの活躍ぶりは?

AI要約

長谷川唯がイングランド・プロサッカー選手協会(PFA)の年間ベストイレブンに選出された。

長谷川はシティでアンカーとして活躍し、リーグ戦全試合に出場。シティの攻撃を組み立てる重要な役割を果たしている。

PFA年間ベストイレブンには長谷川の他にもシティから6選手が選出されており、最優秀選手受賞はジャマイカ女子代表FWカディジャ・ショーが獲得。

長谷川唯がPFA年間ベストイレブンを受賞!昨季のマンチェスター・シティでの活躍ぶりは?

 イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)のマンチェスター・シティに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)MF長谷川唯が、イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)の年間ベストイレブンに選出された。20日にPFAの公式サイトで発表されている。 

 シティでの2年目を迎えた昨季、長谷川はリーグ戦の全試合にスタメン出場し、ゴールこそなかったものの3アシストを記録した。FAWSLカップでは5試合の出場で1ゴールをマーク。シティは惜しくもチェルシーに次いで2位となり優勝を逃したものの、今季のUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場権獲得に大きく貢献している。

 長谷川はアンカーでの起用ということもあり、前線に出て決定的な仕事をするよりは中盤でバランスを取りながら攻撃を組み立てる。長短のパスを使い分け、シティの攻撃の舵を取っている。積極的な縦パスやロングボールなどでチャンスを作る働きをする。

 長谷川はガレス・テイラー監督のもと、シティ加入当初からアンカーの位置で起用され、今やシティの顔だ。昨季終了後に今夏のパリ五輪に臨んだが、なでしこジャパンはベスト8敗退となった。この悔しさを糧にシティで狙うはリーグ優勝とUWCL制覇。今季からは清水梨紗、藤野あおば、山下杏也加が加入となっており、元日テレ・東京ヴェルディベレーザでなでしこジャパンの選手が4人在籍することとなった。よく知る3人の選手たちとともに今季はタイトル獲得を目指す。

 今回、PFA年間最優秀選手を受賞したのは、チームメイトのジャマイカ女子代表FWカディジャ・ショー。昨季は怪我で離脱した時期があったものの、リーグ戦18試合で21得点を記録し、得点女王となった。その他、シティからはイングランド女子代表GKキアラ・キーティング、DFアレックス・グリーンウッド、FWローレン・ヘンプ、スペイン女子代表DFライア・アレクサンドリと最多の計6選手がベストイレブン入りとなっている。

 PFA年間ベストイレブンは以下の通り。

▽GK

キアラ・キーティング(マンチェスター・シティ)

▽DF

ニアム・チャールズ(チェルシー)

ライア・アレクサンドリ(マンチェスター・シティ)

アレックス・グリーンウッド(マンチェスター・シティ)

ロッテ・ウーベンモイ(アーセナル)

▽MF

長谷川唯(マンチェスター・シティ)

エリン・カスバート(チェルシー)

グレース・クリントン(トッテナム→マンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍から復帰)

▽FW

ローレン・ジェームズ(チェルシー)

カディジャ・ショー(マンチェスター・シティ)

ローレン・ヘンプ(マンチェスター・シティ)