オリックス 10年ぶりに2桁安打で零敗 中嶋監督「結果が全て」「本塁打でしか点が取れていない」

AI要約

オリックスは得点を奪えず、西武に1-0で敗れた。中嶋監督はチームの決定打力不足を課題とし、18度目の零敗に落胆した。

田嶋は好投も7回にピンチを招き、継投が入るも決勝点を許す。中嶋監督はエラーも含めてチームをかばいながらコメントした。

オリックスは2桁の安打を放ちながらも得点できずに敗れ、14年ぶりの2桁安打のまま敗戦となった。中嶋監督は得点力の不足を痛感している。

 ◇パ・リーグ オリックス0―1西武(2024年8月20日 前橋)

 最後は一塁走者の来田が西武・アブレイユのけん制に刺されてゲームセット。2桁10安打を放ちながら今季18度目の零敗にオリックス・中嶋監督は「最後の決めのところが課題になっている。結果が全てだと思います」と、うなだれた。

 初回から毎回走者を出しながら決定打が出ず、5度あった得点圏の好機を逃した。2桁安打を放ちながらの零敗は、14年5月31日の巨人戦(11安打)以来10年ぶりとなった。「今までも本塁打でしか点が取れていないのが全てなので。じゃあ、出なきゃ負けるのかって話になりますので。そこで結果を残していくしかない」と指揮官は唇をかんだ。

 先発の田嶋は6回まで2安打無失点と力投も、7回にストレートの四球と味方の失策も絡んで1死一、三塁を招いたところで継投を決断。代わった吉田が佐藤龍に決勝打を浴びたが、中嶋監督は「本当は(田嶋に)任せてもいい場面ですけど。エラーが絡んだのが、かわいそうだなと思いましたけどね。(佐藤龍に2安打を浴びていた)それもありますし。(走者が三塁ではなく)セカンドだったらまだ、全然OKだったんですけど」と、かばった。