1996年皐月賞馬イシノサンデー31歳で死す「無事これ名馬を体現」 16年まで種牡馬としてけい養

AI要約

1996年の皐月賞馬イシノサンデーが静内種馬場で死亡した。サンデーサイレンス産駒であり、皐月賞などで活躍した。

種牡馬としても活躍し、イシノファミリーやカントリーウーマンなどの主な産駒を残した。

31歳まで生き、静内種馬場で重要な役割を果たし、多くの人材を育て上げた名馬。

1996年皐月賞馬イシノサンデー31歳で死す「無事これ名馬を体現」 16年まで種牡馬としてけい養

 日本軽種馬協会静内種馬場にけい養されていた1996年の皐月賞馬イシノサンデー(牡31)が、18日に老衰のため死亡した。

 同馬はサンデーサイレンス産駒の第2世代として95年に栗東・山内研二厩舎からデビュー。皐月賞(GⅠ)、京都金杯(GⅢ)、ダービーGP(交流重賞)の重賞3勝を挙げるなど芝とダートの二刀流で活躍した。通算成績は22戦6勝。

 99年にJBBA下総種馬場で種牡馬入り。七戸、九州、静内のJBBA各種馬場で2016年まで種牡馬として供用された。主な産駒にはイシノファミリーやカントリーウーマンなどがいる。

 静内種馬場・遊佐繁基場長のコメント「無事これ名馬を体現し、31歳という長寿を全うしました。静内種馬場ではJBBA生産育成技術者研修の種馬場実習での優れた指導馬としても活躍し、多くの人材を育て上げるとともに、多くのファンから愛され、穏やかな余生を過ごしていました。これまで長きにわたりご支援いただいた皆さまに心より感謝申し上げます」