【MLB】パドレスがツインズを破る 盤石の投手リレーで逃げ切り 新人メリルは走者一掃の決勝タイムリー
パドレスはツインズとの3連戦で初戦を5-3で制し、新人メリルの3点タイムリー二塁打が勝ち越しを演出。
キングの好投とリレーで逃げ切り、スアレスが28セーブ目を挙げる。ツインズ先発マシューズは初黒星。
ナ・リーグ西地区で2位パドレスが首位ドジャースに2.5ゲーム差。残り36試合の熾烈な争いが続く。
日本時間8月20日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのツインズ3連戦がスタート。その初戦は3回裏に新人ジャクソン・メリルの3点タイムリー二塁打で勝ち越すと、盤石の投手リレーで逃げ切り、5対3で勝利した。パドレス先発のマイケル・キングが6回4安打2失点で11勝目（6敗）、4番手のロベルト・スアレスが28セーブ目を挙げ、ツインズ先発のゼビー・マシューズは5回4安打5失点（自責点2）でメジャー初黒星。なお、パドレスの松井裕樹には登板機会がなかった。
1回表にマット・ウォルナーのタイムリー二塁打で先制されたパドレスは、その裏にすぐさま反撃。無死1・3塁のチャンスを作ると、ジェイク・クロネンワースの内野ゴロの間に1対1の同点に追いつき、二死3塁からザンダー・ボガーツのタイムリーで勝ち越しに成功した。2回表一死満塁からウィリー・カストロの内野ゴロの間に追いつかれたが、3回裏二死満塁のチャンスでメリルが左中間へのタイムリー二塁打を放ち、3点を勝ち越し。先発のキングが6イニングを2失点に抑えたあと、ジェイソン・アダム、タナー・スコット、スアレスとつなぎ、ツインズの反撃を1点のみにとどめた。
ナ・リーグ西地区は首位ドジャースを2位パドレスと3位ダイヤモンドバックスが猛追しており、今日はダイヤモンドバックス、パドレスとも勝利。ドジャースはまだ試合中だが、現時点でドジャースとパドレスは2.5ゲーム差、ドジャースとダイヤモンドバックスは3.5ゲーム差となった。パドレスはドジャースとの直接対決での勝ち越しをすでに決めているため、「並んだ場合はパドレスが上位」というアドバンテージを持っている。レギュラーシーズン残り36試合、まだまだ目の離せない戦いが続きそうだ。
