セント・アンドリュースは「ディズニーランドみたい」 小祝さくらは初全英に気分マシマシ

AI要約

小祝さくらが全英オープンに向けてセント・アンドリュースでのプレーにワクワクしている様子を伝える。

コースの難しさや特徴、練習ラウンドでの苦労と挑戦、そして本番に向けた準備について述べられている。

今年の活躍や全米女子オープンでの成績を踏まえ、予選通過を目指す姿勢が示されている。

セント・アンドリュースは「ディズニーランドみたい」 小祝さくらは初全英に気分マシマシ

<AIG女子オープン 事前情報◇19日◇セント・アンドリュース・オールドC(スコットランド)◇6784ヤード・パー72>

先週行われた「CAT Ladies」を欠場し、全英に照準を合わせてきた小祝さくら。月曜日に練習ラウンドを行ったが“聖地”でのプレーにワクワクが止まらない。

先週、土曜日にはスコットランドに入り、日曜日はプレーせず18ホールを歩いてチェックした。コース、そして街並みも美しいセント・アンドリュースに「雰囲気がすごくいい」と息をのんでいる。「来る途中も『すごい』となって、ディズニーランドみたい」と気分も高揚。「海の匂いもあって、日本の川奈みたい」とスコットランドを感じさせない“さくら節”も健在だ。

「なんか難しそう。風が吹いたらもっと難しそう」というのがプレーをしてみての印象。さらに「コースを覚えるのも大変ですし、グリーンも大きい。交差するホールもあって打ち込んじゃいそう」とも。このコースならではの共有のダブル・フェアウェイ、ダブル・グリーンにやや戸惑いも見せている。そして17番の名物、“トミーズ・バンカー”にも挑戦。中嶋常幸が脱出に4回を要し、優勝戦線から脱落したことで有名なこのバンカー。「一発じゃ出なかったです。出ないとヘリについて横に出すだけになってしまう」と早速、洗礼を受けてしまった。

濃い練習ラウンドを行い、本番に向けては「ターゲットを決めるのが難しいので、しっかりと狙いを決めて、イメージを持って打てれば」と道筋を立てた。今年は国内ツアーで2勝を挙げ、さらに「全米女子オープン」9位とメジャーでも結果を残している。「まずは予選通過」を目指し初の全英に向けさらに調整を重ねる。(文・齊藤啓介)