錦織圭、国別対抗戦の代表に復帰 男子テニス、出場なら日本での試合は東京五輪以来

AI要約

日本テニス協会は19日、男子の国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部のコロンビア戦に臨む日本代表選手を発表した。

選出された選手は錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎、望月慎太郎、綿貫陽介の5人。

錦織のデ杯代表入りは長期離脱後であり、添田監督も期待を寄せている。

日本テニス協会は19日、男子の国別対抗戦デビス杯ワールドグループ(WG)1部のコロンビア戦(9月14、15日、東京・有明コロシアム)に臨む日本代表選手を発表し、34歳の錦織圭(ユニクロ)ら5人が選出された。負傷で長期離脱していた錦織のデ杯代表入りは、出場機会のなかった2020年3月のエクアドル戦以来で、出場はダブルスに起用された16年9月のウクライナ戦が最後。国内での試合に出場すれば21年東京五輪以来となる。

オンラインで会見した添田豪監督は今年の全仏オープンやウィンブルドン選手権で錦織と直接話したと明かし、「徐々に戻りつつあると確信を得た。彼の元々の実力はものすごいものがある」と期待を込めた。他のメンバーは西岡良仁(ミキハウス)ダニエル太郎(エイブル)望月慎太郎(木下グループ)綿貫陽介(SBCメディカルグループ)。ダブルスを専門に戦う選手はおらず、添田監督は「難しい判断だが、爆発力のある選手が大事。どういうペアリングになるか、練習を見ながら判断したい」と述べた。

勝者が来年の本戦出場を懸けた予選に進む。