【ジャンロマネ賞】マルキーズドセヴィニエが連覇!ラストラン凱旋門賞を明言も…評価下げる

AI要約

マルキーズドセヴィニエがジャンロマネ賞で勝利し、連覇を果たした。

マルキーズドセヴィニエは凱旋門賞に向けて調整中で、今後の展望が注目されている。

大手ブックメーカー各社はマルキーズドセヴィニエの凱旋門賞の評価を下げている。

<ジャンロマネ賞>◇18日=ドーヴィル(フランス)◇G1◇芝2000メートル◇4歳上牝◇出走5頭

 マルキーズドセヴィニエ(牝5、A・ファーブル、父シユーニ)が断然人気に応え、連覇を果たした。鞍上はA・プーシャンで、勝ちタイムは2分8秒86。

 道中は5頭立ての最後方を進み、直線は外から各馬を差し切った。頭差2着はジョセフ・オブライエン厩舎のアメリカンソーニャ。3着にも同厩舎のマクサスが入った。

 マルキーズドセヴィニエは昨年と同じくロートシルト賞、ジャンロマネ賞でG1連勝。今年はシーズン初戦のジャックラフィット賞(リステッド)、続く牡馬相手のG1イスパーン賞を勝っており、5歳シーズンは4戦無敗、G1・3連勝となった。G1は通算5勝目。

 陣営は前走後からジャンロマネ賞をステップに、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)をラストランにすることを明言。レーシングポスト電子版によると、凱旋門賞を史上最多8勝している名伯楽アンドレ・ファーブル調教師はレース後、「彼女のファミリーはスタミナがある血統なので、2400メートルは問題ないはずだ」と語っている。

 ただ、2、3着に格下の馬が入り、レースぶりにインパクトを欠いたためか、大手ブックメーカー各社はマルキーズドセヴィニエの凱旋門賞へ向けた単勝前売りオッズを17~26倍から34~41倍程度へ修正し、評価を下げている。