大谷翔平、2試合連続39号先制ソロ…フリーマン不在の打線で存在感…2年連続3度目40号に王手

AI要約

大谷翔平選手がカージナルス戦で2試合連続の39号ソロ本塁打を放ち、2年連続3度目の40号に迫る

大谷のバットが均衡を破り、グレイから甘いカーブをライナー性の打球で右翼後方に運んだ

チームはフリーマンの負傷で苦しい状況だが、大谷は2試合連続のアーチを架け、かつてない記録を更新した

大谷翔平、2試合連続39号先制ソロ…フリーマン不在の打線で存在感…2年連続3度目40号に王手

 ◇18日(日本時間19日) 大リーグ カージナルスードジャース(セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平選手が18日、カージナルス戦に「1番・DH」で出場し、5回に2試合連続の39号ソロ本塁打を放った。2年連続3度目の40号にあと1本と迫った。

 大谷のバットが均衡を破った。0ー0の5回1死走者なし。好投手グレイの初球の甘いカーブを見逃さなかった。うまくためて引っ張った打球は、前日と同じ右翼後方のブルペンにライナー性の打球で着弾した。2試合連続の39号は打球速度182.6キロ、飛距離120.7メートル。前日は「構えてもいい未来があまり見えない」と話したが、復調のきっかけを掴んだかもしれない。

 チームは、フリーマンが前日、一塁ゴロを捕球した際に右手中指を痛めた影響でこの日の先発から外れた。負傷者リスト(IL)入りの可能性もあり、苦しいチーム状況の中、大谷がアーチを架けた。前日のカージナルス戦の一発で、日本選手で初めてメジャー全30球団からの本塁打という記録をつくったが、大好きなデーゲームで2試合連続の一発となった。