ドジャース・大谷 良くない打席は「動きにラグが多い」
大谷翔平投手が30号本塁打を達成し、日本選手初の全30球団からの本塁打をメジャー7年目で記録。
大谷は8月に苦しんでいたが、6本塁打を含む好調な成績を残し、40-40達成が可能性として浮上。
大谷は調子を戻すために様々な取り組みをしており、不振を乗り越えるための努力を惜しまない様子。
◇ナ・リーグ ドジャース2-5カージナルス(2024年8月17日 セントルイス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、カージナルス戦で38号ソロを放ち、日本選手で初めて全30球団からの本塁打をメジャー7年目で達成した。現役選手では史上19人目。8月は打率・172と不振にあえぎ苦悩の日々を過ごすが、これで月間6本塁打となった。1試合2盗塁も決め今季37盗塁。メジャー史上6人目となる「40―40(40本塁打&40盗塁)」の偉業達成も目前に迫ってきた。
【大谷と一問一答】
――本塁打の感触は?
「甘い変化球だったが、結果的に本塁打になってくれて良かった。半面、他の打席も良いクオリティーにしたい」
――8月の不振は?
「攻め方自体が大きく変わっているわけではない。どんな球種でもストライクに来たボールは打てるボールだと思う。打ったと思ったボールが空振りしたり、ファウルになっている状態があまり良くない」
――改善法は?
「調子が悪い時は戻すためにいろいろとやっている。試合前の準備は変えないようにしているが、状態を戻す作業は良い時よりも違うことをやっている」
――良いイメージがない打席とは?
「動きにラグ(ズレ)が多い。打ったと思った打球が少しのズレでコンタクトできていない」