【巨人】亀井コーチ、8回の坂本同点二塁打で勝負の好判断 グルグル腕回し一塁から吉川生還「尚輝がよく走ってくれた」

AI要約

巨人がDeNAにサヨナラ負け、連勝は「2」で止まり、広島に1ゲーム差で再び首位を明け渡す。

坂本の同点適時二塁打で8回に追加点を奪い、亀井コーチの勝負に出た判断が功を奏し同点に。

亀井コーチはタイミングを見極めて吉川の本塁突入を促し、ミスから生まれたチャンスを活かす。

【巨人】亀井コーチ、8回の坂本同点二塁打で勝負の好判断 グルグル腕回し一塁から吉川生還「尚輝がよく走ってくれた」

◆JERA セ・リーグ DeNA2×―1巨人=延長11回=(18日・横浜)

 巨人がDeNAにサヨナラ負け、連勝は「2」で止まった。首位・広島が勝ったため、再び1ゲーム差となった。

 収穫はあった。1点を追う8回、2死一塁から坂本が左翼線寄りに同点適時二塁打。フルカウントで一塁走者の吉川が自動スタートを切っていたが、打球は三塁横の三遊間を抜け、フェンスに到達する前に左翼・佐野が逆シングルで捕球した打球だった。

 三塁ベースコーチの亀井コーチはグルグル腕を回して吉川が本塁突入。微妙なタイミングだったが、DeNAの中継が乱れて吉川がヘッドスライディングで同点のホームインとなった。

 この場面の判断について亀井コーチは「無死、1死じゃなくて2死だったので思い切って回した。ああいうミスが起きるからこそ、五分五分だったら回さないといけないんだと改めて思いました。紙一重のところでしたけど、尚輝がよく走ってくれました」と勝負に出た好判断を振り返った。