「信じられないほどストレス」三笘薫に先制点を奪われ、39歳DFを退場させられ…惨敗発進にエバートン監督が失望。多くのサポが途中帰宅

AI要約

エバートンは開幕節でブライトンに0-3で敗れ、厳しいスタートを切った。

ダイチ監督は試合後にフラストレーションを語り、改善への意欲を示した。

昨季の残留を果たしたエバートンが、今季は上位争いに挑戦する展開に期待が寄せられている。

「信じられないほどストレス」三笘薫に先制点を奪われ、39歳DFを退場させられ…惨敗発進にエバートン監督が失望。多くのサポが途中帰宅

 8月17日に開催されたプレミアリーグの開幕節で、ショーン・ダイチ体制3季目のエバートンは、31歳のファビアン・ハーツラー監督が新たに就任したブライトンとホームで対戦。0-3で完敗を喫し、厳しいスタートとなった。

 近年低迷が続くエバートンは、開始26分でカウンターから三笘薫に先制点を許した後、56分にも失点。さらに66分には、自陣でボールをかっさらわれて焦った39歳のDFアシュリー・ヤングが、手荒なファウルで三笘を倒し、一発退場となる。

 数的不利となり、完全に主導権を手渡してしまい、多くのサポーターが試合終了を待たずして席を立つなか、86分にトドメの一撃を食らった。

 クラブ公式サイトによれば、ダイチ監督は試合後、「信じられないほどフラストレーションが溜まっているし、失望している。(スコアは)必然だ」と厳しい表情で語った。

「このようなスタートは、間違いなく大きな失望だ。我々が口にできる理由はいくつかあるが、結局のところ、人々は理由など気にせず、スコアラインを求めるものなんだ。私はその点を重視している。理由をしっかり受け止めなければならないし、細部を見てバランスを取らなければならない。でもとにかく、試合に勝たないと。それが私たちの仕事だからね」

 昨季は財務規定違反による罰で勝点8を剥奪されながら、堅実なフットボールを志向するダイチ監督の下でしぶとく戦い、残留を勝ち取ったエバートン。今季は下位から離れ、上位争いでサポーターを一喜一憂させられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部