飛距離の違いは2倍! 城彰二がFWとDFのヘディングの違いを解説!「両方兼ね備えた選手もいる」
元日本代表FWの城昌二氏がYouTubeチャンネルでFWとDFのヘディングの違いについて解説。
DFはクリアしたいヘディングを重視し、FWはゴールに押し込むことやパスをすることを意識。
DFのヘディングは力強くシュートを防ぐために斜めに入る傾向があり、FWはゴールに向かって縦や後ろに飛ぶことが多い。
元日本代表FWの城彰二氏が8月17日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。FWとDFのヘディングの違いを語った。
城氏は「大きく分けて、センターバックとかディフェンダーのヘディングというのは、クリアしたい。相手に触らせないヘディングが中心」とし、「フォワードは、ただ当てるだけじゃなくてゴールに押し込むとか、味方にパスをする」と話す。
具体的には、DFは力強さや相手FWよりも先にボールに触ることを優先し、ボールに対して斜めに入るイメージだという。FWはゴールの枠に入れる必要があるため、縦や後ろに飛ぶ傾向があると解説する。
そして、ヘディングによる飛距離はDFの方がFWよりも2倍程度になるが、首の感覚を活かした小技はFWの方が効くと明かす。
また、例外として「両方兼ね備えた選手もいる」として、井原正巳氏と田中マルクス闘莉王氏を挙げる。日本代表でも活躍した両氏は、ポジションの分類にあてはまらず、ヘディングの名手だったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部