【平塚競輪(ナイター)GⅠオールスター】園田匠が競輪祭出場権ゲットへ連勝を狙う

AI要約

園田匠が今節初白星を挙げ、競輪祭出場権を獲得するために奮闘している。

今節は番組に恵まれない面もあったが、園田は気合を入れて1つでもいい着を目指している。

守澤太志も初タイトル獲得へ向けて奮闘し、競輪界での活躍が期待されている。

【平塚競輪(ナイター)GⅠオールスター】園田匠が競輪祭出場権ゲットへ連勝を狙う

<17日・平塚競輪・5日目>

<記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>

 園田匠が今節初白星を挙げた。5日目4R、井上昌己マークから3角で中に突っ込むと、直線で外を強襲。ゴール直前で石塚輪太郎を逆転する、園田らしいレースだった。

 「(井上)昌己さんとは何度も連係している。鈴木裕君が邪魔になったけど、昌己さんがしっかり仕掛けてくれた。そのおかげ。しっかりスピードをもらえた」。8月のあっせんは今回で終わり。「4日制GⅢ決勝で3着がなく、11月の競輪祭の権利が取れていない。点数で出るしかないが、そのボーダー付近」。園田のいない競輪祭はファン目線でも考えられない。当然本人も何が何でも出場したい、最も大事な大会だ。

 今節はやや番組に恵まれなかった面もあったが、奮闘は目立っている。「脚の感触とか言っている場合じゃない。1つでもいい着を取ろうと思った」と気合はパンパンだ。この勝利でボーダーのやや上まで点数を上げたようだが、安心はできない。今月2つ残っているGⅢで、まだ権利を持っていない選手が決勝確定板に載ると、その分選考順位は下に押し下げられる。最終日も上位着を取って、11月の小倉バンクで暴れ回る。

 ▼4R(園田匠) 山崎賢人マークから直線強襲。5―123―1236、5―8―2。

 ▼11R(守澤太志) 先行は新山響平。別線から捲られまいと佐藤慎太郎がブロック。守澤が直線で突き抜けて初タイトルゲットへ。4―235―235、4―5=6、4―6=9。