山本由伸が約2か月ぶり実戦登板で手応え「ホッとしている」「すごくよかった」「ひとつ大きいこと」

AI要約

ドジャース・山本由伸投手が17球を投げて安打性の当たりは1本もなく、2三振を奪うなど復帰へ良いスタートを切った。

山本は約2か月ぶりの実戦登板で、久々のマウンド感覚に加えて自信を取り戻していると述べた。

山本は今後、ライブBPとマイナーでの試合を経てメジャー復帰を目指す。ヌートバーとの再会にも喜んでいた。

山本由伸が約2か月ぶり実戦登板で手応え「ホッとしている」「すごくよかった」「ひとつ大きいこと」

◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(16日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・山本由伸投手が16日(日本時間17日)、敵地・カージナルス戦前に実戦形式となるライブBPに登板して打者5人と対戦し、2三振を奪うなど17球を投げて、安打性の当たりは1本もなかった。変化球も交え、最速は94マイル(約151キロ)で「とりあえず今日としてはすごくよかったかなと思います」と手応えを口にした。。

 右肩腱板損傷で負傷者リスト(IL)入りしている右腕が、実戦登板するのは最後の登板となった6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦以来約2か月ぶり。4度のブルペン投球練習を経て実戦形式のマウンドに立ち、投球後は昨年3月のWBCでチームメートだったヌートバー(カージナルス)と再会して笑顔も見せていた。

 9月中の復帰を目指す山本は「とりあえずひとつ段階を踏めてホッとしている気持ちはありますね。ライブBPを無事投げられたのでひとつ段階をまた進められたかなと思います。対打者に向けて投げられたのは、ひとつ大きいことだと思いますけど、ゲーム復帰まで、そこまで変わらずやっていくだけだと思います」とうなずいた。久々のマウンドの感覚については「(投げられない)期間は空いたんですけど、それにしては感覚よく投球出来ていますし、またここから球数が増えていったりしたらまた体の反応だったり、色々またチェックするところが出てくると思うので、また段階を踏んで細かい技術だったりも含めてもっと練習していこうと思います」と話した。

 ヌートバーの再会は「うれしいですし、メジャーの球場で会えることは特別だなと思います」と喜んだ由伸。今後は2度ライブBPで登板し、その後マイナーでの対外試合登板を経てメジャー登板を目指すことになりそうだ。