【ボートレース下関】白井英治が優出を逃す大波乱!V戦1枠は佐々木完太/ミッドナイト・ニュース

AI要約

ミッドナイトボートレース下関6thの準優勝戦で、海野康志郎がトップスタートを決めて快勝し、井本昌也が2着に入り、初Vへの期待が高まる

佐々木完太が逃げて快勝し、大峯豊が2着、竹田辰也が3着に入ったが、佐々木はエンジンの底上げで出足が改善し、準優に間に合った

妹尾忠幸が2コースまくりで快勝し、白井英治は逆転を許して優出を逃した。妹尾は優勝戦に向けて特訓を重ねる意向を示す

【ボートレース下関】白井英治が優出を逃す大波乱!V戦1枠は佐々木完太/ミッドナイト・ニュース

ボートレース下関の「ミッドナイトボートレース下関6th」は16日に準優勝戦が行われた。9Rは1号艇の海野康志郎がコンマ08のトップスタートを決めて逃げ切り快勝。渡邉翼に競り勝った井本昌也が2着に入り、初Vへ望みを繋いだ。低調機を手にした海野は「エンジンは前検を思えば別物、はるかにいい。完璧に直った。今節は差があまりないんで誰とでも戦える。コースはどこでもいい。優勝できるように頑張る」と、セット交換などで戦える足になっている。

井本も「何とかですね。渡邉選手は出足が良さそうでうまかったし、何とかです。直線はちょっと良さそう。出足は普通くらいかな。今節は抜けた選手はあまりいないと思うし、このエンジンを考えたら上等」と、平凡機とは思えない舟足になった。

10Rは1号艇の佐々木完太が逃げ快勝。大峯豊が2着、竹田辰也が3着で本命サイドで決着した。佐々木は3日目まで出足が甘かったが、「整備してエンジンの底上げができた。回せるようになって出足が改善できたし、全体的にバランスが取れて中堅上位ぐらい。2コース向きの仕上がりだと思う。これなら最終日はゆっくり過ごせそう。Sは0台が行けていないけど、スローの方が分かる」と準優に間に合った様子だ。

当地前回戦で優勝している大峯は当地連覇がかかる。「レースはしやすいです。スタートは大丈夫だけど、追い風が吹くと少し様子を見てしまう。あとは勇気を持っていけるか、ですね。(海野)康志郎がホームランを狙うらしいので、僕は2等くらいで。(笑)」と話していた。

11Rは妹尾忠幸が2コースまくりで快勝。1号艇の白井英治は道中追い上げて2番手に浮上したが、島川海輝に逆転を許して優出を逃してしまった。妹尾は「変わらず足はいい。ピット離れはいいし、出足、回り足には不満はない。ただ、島川(海輝)君の方が良さそうかな。優勝戦は行き足とか、スリット近辺を求めて、ペラ調整していく。Sも少し届いていない。しっかり調整して、特訓で勘を合わせたい」とコメント。島川は「足は変わらずいい状態をキープしている」と前節の住之江に続く連続Vを目指す。

優勝戦は1号艇が転がり込んだ佐々木完太がV最短だが、F持ちで今節は0台のスタートを行けていない。佐々木がどこまで踏み込めるかがカギとなりそうだ。