青森山田、守備に自信 25年ぶり8強―高校野球

AI要約

青森山田は初出場の石橋に地力で勝り、25年ぶりに夏の8強入りを果たした。

初戦の2回戦は11安打9得点で大勝。強打とともに守備も光った。

選抜大会で得た敗戦を活かし、守備の意識を高め、チーム全体で基礎を徹底。

内野手の守備が投手陣を支え、攻守に隙なく初の頂点を目指す。

青森山田、守備に自信 25年ぶり8強―高校野球

 青森山田は初出場の石橋に地力で勝り、25年ぶりに夏の8強入りを果たした。

 

 初戦の2回戦は11安打9得点で大勝。この日も4番原田が中越えの先制2ランを放ったように、強打が注目されがちだが、守備も2試合連続の無失策。捕手の橋場は「自分たちは守備のチーム。良さが最大限出た」と手応えを口にした。

 今春の選抜大会は2度のサヨナラ勝ちを経て、準々決勝で敗退。「ワンプレーの重みをどのチームよりも感じた」(橋場)。夏に向けて守備の意識は高まり、ゴロ捕球やキャッチボールなどの基礎をチームで徹底した。

 成果は出ている。内野手はそつのない守備で投手陣を後押し。3投手をリードした橋場は「内野ゴロを打たせればエラーすることはない」と自信をのぞかせる。攻守に隙なく、初の頂点を狙う。