ナポリ、ルカク獲得へ移籍金48億円提示か…チェルシーが拒否なら交渉を後回し?

AI要約

ナポリは、チェルシーのルカク獲得に向けて最大3000万ユーロのオファー提示。ボーナスも含む条件報道。

ナポリはオシムヘンの代役としてルカク獲得を熱望。新指揮官の元で再起を図る姿勢。

チェルシーは2500万ユーロ+ボーナス500万ユーロのオファーに慎重な姿勢。交渉が難航する可能性。

ナポリ、ルカク獲得へ移籍金48億円提示か…チェルシーが拒否なら交渉を後回し?

ナポリは、チェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得へ向けて移籍金最大3000万ユーロ(約48億円)のオファーを提示したようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

セリエA王者として臨んだ昨シーズンの低迷から、再起をかけてアントニオ・コンテ監督の下で再出発したナポリ。今夏はエースFWヴィクター・オシムヘンの放出が話題の中、後釜として新指揮官の教え子でもあるルカクの獲得に乗り出していることが伝えられていた。

シーズン初の公式戦となった先日のコッパ・イタリアでは、セリエBのモデナ相手に苦戦を強いられてPK戦でようやく勝利を掴んだナポリだが、上層部はその後補強を加速させているという。現地の報道によると、ミラン下部組織出身でフロジノーネに所属する23歳MFマルコ・ブレシャニーニの買取義務付きのレンタルでの獲得に迫っているという。

そして『スカイスポーツ』は、ナポリがFW補強に取り組んでおり、ルカクの獲得へ向けて移籍金2500万ユーロ(約40億円)+ボーナス500万ユーロ(約8億円)のオファーを口頭で提案した模様。今後チェルシー側の回答を待つことになるが、チェルシーは以前から4300万ユーロ(約69億円)程度の移籍金を要求しているため、「おそらくネガティブ(な回答)だろう」と伝えられている。

なおナポリは、今回のオファーがチェルシーに拒否された場合、その資金をベンフィカに所属する27歳のブラジル人ダヴィド・ネレスの獲得に回すとのこと。ストライカーの補強については先送りする見込みのようだ。

最後に同メディアは、ナポリの交渉相手であるチェルシーの動向にも言及している。チェルシーは当初オシムヘンに関心を寄せていたが、その後アトレティコ・マドリーFWサムエル・オモロディオンにターゲットを変更。しかし、オモロディオンのロンドン行きが破談となったことで、パリ・サンジェルマン(PSG)のほか、チェルシーが再びナイジェリア代表FWの移籍先候補になる可能性を伝えている。