【バレー女子】セッター関菜々巳「チームの柱になりたい」日本代表トークイベント

AI要約

パリ五輪に出場したバレーボール女子日本代表のセッター関菜々巳が、チームとしては不本意な結果だったが、オリンピックの舞台を経験し、自身の目標を達成できたことを喜んでいる。

関菜々巳は今季からセカンドセッターとして活躍し、ロス五輪に向けて更なるレベルアップを誓っている。

イタリア1部リーグのコネリアーノに加入する関菜々巳は、海外挑戦を通じて自身のキャリアアップを図り、世界的な選手から学ぶことに意欲を示している。

【バレー女子】セッター関菜々巳「チームの柱になりたい」日本代表トークイベント

 パリ五輪に出場したバレーボール女子日本代表のセッター関菜々巳が15日、林琴奈、石川真佑とともに都内でトークイベントに出演した。

 パリ五輪はメダル獲得を目標に臨みながら1次リーグで敗退。チームとしては不本意な成績となった。ただ初めて五輪の舞台に立ったことは貴重な経験となった。

 関は「悔しい思いはあるけど、Vリーグに入る時からオリンピックに出ることを目標にしていたので、自分自身の目標を1つを達成できた。オリンピックの舞台を経験してバレー人生、人生においても、かけがえのないものになった」と感慨深げに話した。

 昨季までは主戦セッターだったが、今季はセカンドセッターに回った。4年後のロス五輪に向けては「チームのことで自分から言えることはないけど、自分自身についてはトスの精度を上げていかないといけない。チームの柱になる存在になっていきたい」とレベルアップを誓った。

 今秋からイタリア1部リーグのコネリアーノに加入する。海外挑戦を決めた理由について「自分自身のキャリアップというか、プレーを上げるために、プレーだけでなく広い世界を見てみたい思いが強かった」と説明した。チームにはポーランド代表セッターのボウォシュもいる。「トスの上げ方、どういうトレーニングをやっているのか、何を意識しているのは全部聞きたい」。世界的な司令塔から学ぶ姿勢も見せた。