【MLB】アストロズが延長戦を制して今季最長の8連勝 地区2位マリナーズとのゲーム差を2.5に広げる

AI要約

アストロズが延長戦の末にレイズを2-1で破り、8連勝を達成。今季最多の10ゲーム差をつけ、勢いが止まらない。

投手戦を制したアストロズは5回表に先制し、2安打で勝利。守護神ヘイダーが好リリーフを見せた。

今季のアストロズは不振から好調へと転じ、逆転勝利で2.5ゲーム差を広げ、プレーオフ進出が見えてきた。

【MLB】アストロズが延長戦を制して今季最長の8連勝 地区2位マリナーズとのゲーム差を2.5に広げる

 日本時間8月15日、7連勝中と勢いに乗るアストロズは敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ3連戦の最終戦を迎え、延長戦の末に2対1で勝利。3連戦をスイープするとともに、今季最長の8連勝で貯金を今季最多の10とし、2位マリナーズとのゲーム差を2.5に広げることに成功した。アストロズ5番手のジョシュ・ヘイダーは最後の2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、5勝目(6敗)をマーク。レイズ6番手のギャレット・クレビンジャーは決勝打を浴び、3敗目(7勝)を喫した。

 両軍とも2安打、合計4安打という投手戦を制したのは好調アストロズだった。5回表にジェレミー・ペーニャの12号ソロで先制すると、先発のロネル・ブランコは6回2安打無失点の好投を披露。ところが、4番手のブライアン・アブレイユが8回裏に先頭打者への四球から一死3塁のピンチを招き、ヤンディ・ディアスのセカンドゴロが野選となって1対1の同点に追いつかれた。しかし、10回表二死2・3塁からマウリシオ・デュボンのタイムリーで勝ち越しに成功。9回裏から登板していた守護神ヘイダーが10回裏も無失点に抑え、2対1でレイズを破った。

 開幕カードのヤンキース4連戦でスイープ負けを喫するなど、4月末の時点で10勝19敗と大きく負けが先行していた今季のアストロズだが、5月は15勝14敗、6月は17勝8敗、7月は14勝11敗と3ヶ月連続で勝ち越し。8月もここまで12試合で9勝3敗と好調を維持している。一時は首位マリナーズに10ゲーム差をつけられたものの、今日の試合に勝利し、マリナーズが敗れたことで、逆に今季最大となる2.5ゲーム差をつけた。直近7シーズンで6度の地区優勝を成し遂げ、7年連続で少なくともリーグ優勝決定シリーズまで駒を進めている球界屈指の強豪は、今季のプレーオフの舞台で戦うことになりそうだ。