ラグビーPNC、FW最年長となるフッカー坂手淳史が抱負「経験のある選手が若手に伝えていかないと」25日にカナダと初戦

AI要約

ラグビー日本代表がPNCに向けて宮崎市で合宿中。坂手淳史が主将不在による役割変化や立川理道のリーダーシップについてコメント。

長田智希がPNCでの勝利重視、カナダや米国との対戦に意気込む。

ラグビーPNC、FW最年長となるフッカー坂手淳史が抱負「経験のある選手が若手に伝えていかないと」25日にカナダと初戦

 25日のカナダ戦から始まるパシフィックネーションズ杯(PNC)に向けて宮崎市で合宿中のラグビー日本代表が15日、オンラインで取材対応。フッカー坂手淳史(31)=埼玉=らが抱負を話した。

 6~7月の5連戦で主将を務めたリーチ・マイケルがコンディション調整で休養し、今回のFWでは最年長となった坂手は「イタリア戦での反省は、自分たちのボールを失う場面が多かったこととゲーム中の判断力。そこは経験のある選手が若手に伝えていかないといけない」と、シニアメンバーの役目を自覚。PNCではCTB立川理道(34)が主将を務めるが「ハルさん(立川)は広いところを見て、チームがぶれないようにリードすることにたけていて、若い選手への声かけにも柔らかさがある。僕も学んでいきたい」と、自身も学ぶ意欲を見せた。PNCで対戦する環太平洋各国については「どのチームもFWの重さがある。日本はスクラムの低さとディテールの正確さで勝っていくことが大事」と話した。

 BKの若手リーダー候補の一人CTB/WTB長田智希(24)は、「まずPNCでは勝ちを重ねていくことが大事」と一戦必勝を強調。初戦のカナダは世界ランク21位、次の米国も19位で、14位の日本から見ると格下になるが「世界ランクとか、アウェーとかは意識しません。大事なのは勝つこと」と言い切った。