【巨人】山崎伊織7回1失点で地方球場3戦3勝「投げにくいなと思っても、どう投げるか」

AI要約

巨人が2試合ぶりに首位を再奪取した。左翼後方に立山連峰がそびえる富山アルペンスタジアムで、DeNAとの接戦を制した。“即興右腕”の山崎伊織投手(25)が、7回5安打1失点の好投。今季の地方球場は3戦3勝で4勝目をマークした。2回に岸田行倫捕手(27)の1号2ランで奪ったリードを守り抜き、セ・リーグ20勝一番乗りを果たした。

初めて上がるマウンドを即興でオンステージにした。山崎伊がリズムに乗った。1点リードの7回2死三塁。カウント1-1から代打大和の内角を148キロシュートでえぐった。狙い通りに詰まらせ、三ゴロ。「後半にしっかりギアを上げて最少失点にしのげた」と、心地よい疲労感に浸った。昨季5勝と好相性だったDeNA打線を封じ、チームを首位に導いた。

フィールディングでも華麗に舞った。1点差に迫られた直後の5回1死一塁では関根のライナーに瞬時に反応。ジャンプしてキャッチし、即座に一塁へ送球して併殺を完成させた。「あそこでゲッツーで終わらせることができ、1失点で終えられた」とうなずいた。

【巨人】山崎伊織7回1失点で地方球場3戦3勝「投げにくいなと思っても、どう投げるか」