【ラグビー】女子7人制日本代表ヘッドコーチに兼松由香さん 名古屋レディース出身 2002年の15人制W杯に19歳で出場、7人制でもリオ五輪出場

AI要約

日本ラグビー協会は女子7人制日本代表の新しいヘッドコーチに兼松由香さんが就任した。

兼松さんは選手としても指導者として豊富な経験を持ち、アシスタントコーチとしても活躍している。

新HCは今後、チームのさらなる進化と世界での活躍を目指している。

【ラグビー】女子7人制日本代表ヘッドコーチに兼松由香さん 名古屋レディース出身 2002年の15人制W杯に19歳で出場、7人制でもリオ五輪出場

 日本ラグビー協会は13日、女子7人制日本代表の新しいヘッドコーチ(HC)に兼松由香さん(42)が就任したと発表した。

 兼松さんは愛知県出身で、愛知教育大―中京大大学院卒。名古屋レディースでラグビーを始め、2002年の15人制W杯に19歳で出場するなど13キャップ、7人制で16年リオデジャネイロ五輪など28キャップを持つ。

 リオ五輪後は日本代表を引退し、19年から女子セブンズユースアカデミーのHCとして次世代育成に尽力。22年のワールドスクールセブンズ、23年の世界学生セブンズで優勝を飾った。23年からは女子セブンズ日本代表のアシスタントコーチも務め、23年アジアセブンズのタイ大会ではHC代行を務めて優勝している。国内大会の太陽生命セブンズシリーズでは高校生を中心としたチャレンジチームのHCとして国内トップチームと対戦も重ねており、選手として、指導者として豊富な経験と情報を持つ。

 兼松新HCは「サクラセブンズの選手として出場したリオ五輪から8年が経ち、このたび、HCに就任することとなりました。リオ、東京、パリ大会に挑み、思いをつなげてくださった全てのサクラセブンズの仲間たちに感謝いたします。これからさらに進化し、世界で活躍するサクラセブンズの姿を通して、サクラセブンズの思いを未来へつなげていきたいと思います」とコメントした。

 7人制女子日本代表はパリ五輪で過去最高の3勝をあげ9位となり鈴木貴士前HCが退任。9月7日から開催されるアジアセブンズ韓国大会に向け、兼松新HCのもと8月下旬に始動する。