五輪マラソン女王の粋な呼びかけに「イヤイヤ」 中継に映り…6位鈴木優花の恐縮した反応が「ほっこり」

AI要約

パリ五輪最終日に行われた女子マラソンで、金メダルを獲得したシファン・ハッサン(オランダ)が日本人トップの6位で入賞した鈴木優花と国際交流を楽しんだ。

ハッサンと鈴木はゴール後に2ショット写真を撮影し、鈴木は遠慮がちな反応を見せたが、ファンからはその姿に感動の声が上がった。

ハッサンは大会で異例の4レース計62.195キロを超える過酷なローテーションを完走し、マラソン制覇で最強を証明した。

五輪マラソン女王の粋な呼びかけに「イヤイヤ」 中継に映り…6位鈴木優花の恐縮した反応が「ほっこり」

 パリ五輪最終日の11日に行われた女子マラソンで、ゴール後に繰り広げられた国際交流が話題を呼んでいる。金メダルを獲得したシファン・ハッサン(オランダ)が写真撮影を呼びかけたのが、日本人トップの6位で入賞した鈴木優花。遠慮がちな鈴木の反応に「尊い」「ほっこり」と注目が集まっている。

 ハッサンは五輪新記録の2時間22分55秒でゴール。その少し後、2時間24分02秒で鈴木はフィニッシュした。2人は抱き合い、ともに母国の国旗を羽織って2ショット写真に納まり、満面の笑み。テレビ中継ではハッサンから声をかけたが、メダルを獲っていない立場で撮影することに気が引けたのか、鈴木が遠慮がちに何度も右手を振る仕草が収められていた。

 ハッサンといえばトラックで距離の異なるレースを幾度も制してきた鉄人。そんな女王との交流に対し、X上の日本人ファンは「お互いに国旗をまとった姿で美しい」「泣けた」と感激の声が上がっていたが、鈴木の謙虚な反応についても「ちょっとイヤイヤと鈴木さんにもほっこり」「尊い」「お互いの健闘を讃え合ういいシーンですね」といったコメントが書き込まれた。

 今大会のハッサンは5000メートルと1万メートルでも銅メダルを獲得し、1大会で4レース計62.195キロという異例の超過酷ローテを完走。マラソン制覇で最強を証明した。