神奈川県U-17選抜・選手コメント「ライバルとしてしっかり成長していきたい」「自分の強みを育てられる場所」

AI要約

神奈川県U-17選抜が藤枝東(静岡)との試合で0-5で敗れた。

選手たちのコメントから、試合内容や成長意欲が伺える。

各選手は、試合や自身のプレーを振り返り成長を誓っている。

神奈川県U-17選抜・選手コメント「ライバルとしてしっかり成長していきたい」「自分の強みを育てられる場所」

 8月6日、KANAGAWA CHALLENGE CUP 2024が三ツ沢公園陸上競技場で行われ、藤枝東(静岡)と対戦した神奈川県U-17選抜は0-5で敗れた。

 高校2年生という時期は、ルーキーリーグやジョガトーリス、リーガラッツオーリU16といった1年生を対象にした活動を終え、いよいよ上級生との本格的な競争のスタートが始まる。強度、レベルも上がることから実際にそこに食い込んでいくのには難しい時期にもなるが、育成には見逃せない時期となるだけに神奈川県のU-17選抜の活動は回数に制限はあれ、その意義は大きい。試合後に同選抜の選手たちに話を伺った。選手コメントは以下の通り。

【フォトギャラリー】神奈川県U-17選抜 vs 藤枝東

▽DF3陶山馨キャプテン(桐光学園)

 前半に自分たちのミスから5失点してしまって、そこで勝負が決まってしまったが、相手との力の差もあまり感じなかったので『やれる』と感覚はあリました。ハーフタイムに監督から『点を取りにマンツーマン気味で前からどんどん行こう』と指示があってそれが上手くはまって攻撃でもシュートまで行ける機会が増えたのですが、決めきれなくて…悔しいです。(マッチアップしたMF7泉孝太郎)は上手い選手なのでやり辛さはありましたが、同じ2年生なので負けたくなかった。これから選手権や来年もインターハイで当たるかもしれないのでライバルとしてしっかり成長していけたら良いなと思います。

▽DF4 荻原礼弥(法政第二)

 出場時間は短かったのですが、前半見ていて修正点とか考えていて、それが上手く実践できたのは良かったです。ボランチの選手に声をかけたり、コーチとも話をしたことで自分たちのやろうとしたことは出来たと思います。普段、チームでは自分から戦術的なことをあまり考えてこなかったので、凄く新鮮で良い経験でした。とても勉強になりました。

▽MF16 天野雅久(桐光学園)

 前半の途中からの出場でしたが、もっとチームのために自分が走ってできることがあったのではないかと思います。サイドとかで受けた時にもっと貪欲にゴール狙ったり、ドリブルで仕掛けても良かったのではないかと思います。狙い通りの攻撃もありましたが、決めきれなかったので自分の中ではまだまだですが、U-17は自チームとは違って自分の強みを育てられる場所だと思います。どんどん上に登るため、活躍するためのステップにしていきたいです。

▽FW11池松遥(東急SレイエスU-18)

 ゼロという結果で終わってしまって不甲斐ないです。自分的にはボールを収めてチームにリズムができるようなサイドの展開とか、あえて前に蹴らずに止めて自分たちのボールにしようとしたのですが、ゴール前での動きとかでサイドの選手と合わせきれませんでした。(シュート)チャンスもあったものの決めきれず、もっと自分は成長しないといけないと思います。(高体連の選手と一緒にプレイして)凄く良い刺激をもらっています。クラブと高校ではサッカーが違っていたり、人間性なども違ったりしている中でみんなに仲良くしてもらって楽しくサッカーができています。

(文・写真=西山和広)