米放送局が「パリ五輪で最もバズった出来事」を特集…日本から選出の「一番キュートな瞬間」「誰も見たことがないマッチアップ」とは?【パリ五輪】

AI要約

米国放映権を持つNBC Sportsが2024年パリ五輪の注目ポイントを紹介。日本人選手も含め、様々な話題が取り上げられている。

男子バスケットボールで身長差55cmの対戦が話題に。日本の富樫勇樹とNBA新人王のビクター・ウェンバンヤマの対戦が異例のマッチアップとして取り上げられた。

総合馬術で銅メダル獲得の大岩義明がSNSで喜びを投稿。大会での感謝と馬とのツーショットが愛らしい瞬間として紹介されている。

米放送局が「パリ五輪で最もバズった出来事」を特集…日本から選出の「一番キュートな瞬間」「誰も見たことがないマッチアップ」とは?【パリ五輪】

 現地8月11日、五輪の米国放映権を持つ大手放送局『NBC Sports』は、「2024年パリ五輪で最もバズった出来事」との見出しで特集を掲載。ラフな格好で大反響の無課金おじさん、伝説的ラッパーとして知られるスヌープ・ドッグの出没など、今大会もさまざまな話題で溢れたが、この記事内では、日本人選手のトピックも2つ取り上げられている。

 まず1つ目が男子バスケットボールの競技で見られた驚愕のワンシーンだ。現地7月30日、1次リーグの第2戦で日本は、開催国フランスと対決。この試合で、今大会最小167センチの富樫勇樹vs昨季のNBA新人王に輝いている同最長身222センチのビクター・ウェンバンヤマという身長差55センチのマッチアップが実現した。

 実際の画像をあらためて掲載している同局は、「7フィート4インチの長身を誇り、昨季の新人王に輝いたウェンバンヤマをご存知だろうか。日本のバスケチームに所属する5フィート4インチのトガシのことは、おそらく聞いたことがないかもしれない」とそれぞれを紹介。「誰も見たことがないようなマッチアップだ」と衝撃を伝えている。

 

 そして2つ目は、総合馬術団体で日本に銅メダルをもたらした大岩義明のSNS投稿だ。同種目で日本勢92年ぶりとなる表彰台入りを果たした48歳は、現地29日に自身のXを更新。「やったぞーー!みんな応援ありがとーーー!疲れたなぁ~ゆっくり休もうな~」などと文面に綴ると、銅メダルを手に馬とのツーショットを掲載した。

 これに対して、「今大会で一番キュートな瞬間だ」と反応している同局。「馬は五輪メダルをもらえるだろうか?」と読者に問いかければ、「答えはノーだ、馬に五輪のメダルは与えられない。ただ良いニュースとしては、馬がそれを全く気にしていないということだ」と続けており、かわいらしい戦友との記念写真に思わずほっこりしていたようだ。

構成●THE DIGEST編集部