“絶対女王”米国、8連覇&五輪61連勝 仏に0秒シュート許すも、3Pライン踏み2点 劇的幕切れ 最終種目終了…パリ五輪
米国がバスケットボール女子決勝で地元フランスを下し、8連覇を達成。
両チームが白熱の攻防を繰り広げ、最終第4Qでの劇的な展開に注目。
米国チームは全員がWNBA勢で構成され、61連勝を達成した。
◆パリ五輪 最終日 ▽バスケットボール女子(11日、ベルシー・アリーナ)
大会の最終種目としてバスケ女子決勝が行われ、世界ランク1位の米国が、地元フランスに67―66で勝ち、8連覇を達成した。フランスは21年東京五輪の銅に続き、2大会連続の表彰台。銀メダルは2012年ロンドン五輪以来となった。
試合は序盤からロースコアで進み、第1クオーター(Q)は米国が15―9とリード。第2Qはフランスが巻き返し、25―25で前半を終えた。
第3Qはフランスが点差をつける。米国が30―35から3ポイントを沈めて追いかけるも、フランスもバスケットカウントで再びリード。一進一退の攻防が続いた。残り2分30秒に、ついに米国が逆転。フランスも3Pで食らい付き、45―43で終えた。
2点差で迎えた最終第4Qも両チームともに譲らず、大激戦に。最後は米国3点リードの残り0秒、フランスが外角からシュート。リングに吸い込まれたが、3Pラインを踏んでおり2点。劇的な展開で絶対女王が大激戦をものにした。
米国は12人全員が最高峰の米プロWNBA勢。五輪で61連勝となった。