終了間際に大きく試合が動いた札幌と福岡の一戦は勝ち点1を分け合う結果に。J2では群馬に快勝した清水が首位に浮上|8月10日結果まとめ|Jリーグ

AI要約

明治安田J1リーグ第26節では、札幌と福岡の激しい試合が行われ、2-2の引き分けに終わった。

一方、J2リーグ第26節では、清水が群馬を4-0で破り、首位に立った。そして、山口と仙台が勝利し、プレーオフ出場圏内での順位争いが激化している。

結果が出た10日の試合を振り返ると、激しい一日だった。

終了間際に大きく試合が動いた札幌と福岡の一戦は勝ち点1を分け合う結果に。J2では群馬に快勝した清水が首位に浮上|8月10日結果まとめ|Jリーグ

【国内サッカー ニュース】10日、明治安田J1リーグ第26節、J2リーグ第26節の計8試合が行われた。

今節の明治安田J1で唯一の土曜日開催となったのは北海道コンサドーレ札幌とアビスパ福岡の一戦だ。立ち上がりから攻勢をかけたのはアウェイの福岡だった。14分、敵陣の高い位置からプレッシングをかけ、福岡がPKを奪取すると、そのPKをシャハブ・ザヘディが落ち着いて決めて先制点を奪うことに成功した。

後半も福岡が堅い守備から攻撃を仕掛ける展開となったが、60分に札幌が縦に早い攻撃からこちらもPKを奪取。これを鈴木武蔵が決めて試合を振り出しに戻した。

終盤も拮抗した展開が続く中、どちらにもゴールが生まれずそのまま試合が終わるのかと思われた。しかし、後半アディショナルタイムに試合が大きく動く。終了間際に福岡の亀川諒史が決めて勝ち越しに成功するも、その後に札幌の田中克幸にも見事なゴールが生まれて同点に。ゲーム終盤に2つのゴールが生まれたが最終的にはドロー決着。互いに勝ち点1を持ち帰った。

7試合が開催されたJ2では、上位陣に動きがある1日に。首位につけていた横浜FCは、3位のV・ファーレン長崎との上位対決に挑むと、最後まで拮抗した展開を続けてどちらにもゴールが生まれないまま試合は終了し、勝ち点1を分け合う結果に。一方、2位の清水エスパルスはザスパ群馬を相手に4得点を奪って大勝。これにより順位が入れ替わり清水が首位に立った。

一方、プレーオフ出場圏内の争いではレノファ山口FCとベガルタ仙台が勝利し、ジェフユナイテッド千葉と引き分けたファジアーノ岡山を抜いて4位、5位と順位をあげている。

■8月10日開催 結果

・J1第26節:

札幌 2-2 福岡

・J2第26節

いわき 2-1 愛媛

水戸 0-1 仙台

横浜FC 0-0 長崎

甲府 3-0 藤枝

清水 4-0 群馬

岡山 0-0 千葉

山口 4-3 栃木