【中日2軍】宇佐見真吾、公式戦2か月ぶりのマルチ安打 フォーム変更に手応え「良い感覚を忘れずに継続して打席に」

AI要約

中日・宇佐見真吾捕手(31)が、2カ月ぶりの複数安打を記録し、左の巧打者が1軍再昇格の可能性を示唆。

宇佐見がフォームを変更し、打撃で手応えを感じ、打力をアピールする姿勢を見せている。

捕手としてだけでなく、代打としても期待される宇佐見が積極的にフォーム改善に取り組んでいる。

【中日2軍】宇佐見真吾、公式戦2か月ぶりのマルチ安打 フォーム変更に手応え「良い感覚を忘れずに継続して打席に」

◇9日 ウエスタン・リーグ 阪神2―8中日(鳴尾浜)

 中日・宇佐見真吾捕手(31)が、1軍を含め公式戦では約2カ月ぶりの複数安打を記録した。左の巧打者が1軍再昇格の機会をうかがう。

 まずは4回、阪神・西純の外角低めのフォークに体勢を崩されながらバットに乗せた。打球はぐんぐん伸び、左中間への二塁打となった。さらに、7回2死三塁で育成・ベタンセスの変化球を右前適時打とした。

 1、2軍合わせて約2カ月ぶりのマルチ安打。「変な内容の打席が少ないので悪くないですね」と手応えを語った。

 7月10日に2軍へ合流し、打撃を試行錯誤する中、ノーステップから細かくステップを踏む打ち方に変えた。「良い感覚を忘れずに継続して打席に立てている。フォームがはまっていれば1試合1本は打てると思う」。シーズン中でもためらわずフォームを変更できることは宇佐見の強みだ。

 捕手としてだけでなく、左の代打など打力も求められている背番号39。バットでアピールを続ける。