トッテナムが主力CBの流出危機? レアル・マドリードがアルゼンチン代表DFの引き抜きを画策?「新シーズンの終わりに…」

AI要約

レアル・マドリードは、来夏の移籍市場でトッテナムのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの獲得を目指している。

26歳のロメロはトッテナムで主力として活躍し、2027年6月30日まで契約を残している。

マドリーはロメロに1億5000万ポンドの価格が付けられており、トッテナムの意向を試すためにオファーを検討している。

トッテナムが主力CBの流出危機? レアル・マドリードがアルゼンチン代表DFの引き抜きを画策?「新シーズンの終わりに…」

 レアル・マドリードは、トッテナム・ホットスパーに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロを来夏の移籍市場で獲得することを目指しているようだ。イギリスメディア『GIVEMESPORT』が、現地時間7日に報じている。ロメロは、2027年6月30日まで契約を残しているが、マドリーが獲得に興味を示しているとみられている。

 26歳のロメロは、2021年夏にアタランタBCからトッテナムにレンタル移籍。翌年の夏にトッテナムが買取オプションを行使し、完全移籍となった。加入直後からCBのポジションを掴み、これまでに公式戦の通算98試合に出場。23/24シーズンは、公式戦34試合に出場し、5ゴールをあげている。コパ・アメリカ2024では、グループリーグの第3節以外の全ての試合でピッチに立っており、母国の優勝に貢献した。

 同メディアは「レアル・マドリードは、トッテナムにロメロに対して1億5000万ポンド(約285億円)の価格を付けられたため、さらなる出資を躊躇したようだ。しかし、彼らはドイツ代表のDFアントニオ・リュディガーのような選手の新たな競争相手を求めており、新シーズンの終わりに正式なオファーを提示して、トッテナムの決意を試すつもりだ」と伝え、2025年夏にマドリーが引き抜きを目指していることを強調している。

 報道によれば、トッテナムはロメロを手放す意思はなく、残留させるために全力を注ぐ姿勢だという。マドリーはこれまでにも、2012年夏にクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、翌年にはウェールズ代表FWガレス・ベイルを当時の移籍金最高額、8530万ポンド(162億円)で引き抜き、トッテナムの中心選手の獲得を成功させている。果たしてマドリーは来年夏に、またしてもトッテナムから主力級の選手と契約することになるのだろうか。