【陸上】ギリシャ棒高跳びポラックがドーピング陽性 予選敗退後に発覚も本人は肉に混入を主張

AI要約

国際オリンピック委員会(IOC)は、女子棒高跳び選手がドーピング検査で禁止薬物が検出され、臨時出場停止処分を受けた。

選手は予選で敗退していたが、試合後の検査で禁止薬物が発見された。

他の選手もパリ五輪でドーピング反応を示しており、問題が続いている。

【陸上】ギリシャ棒高跳びポラックがドーピング陽性 予選敗退後に発覚も本人は肉に混入を主張

 国際オリンピック委員会(IOC)は、ドーピング検査で禁止薬物が発覚されたと、女子棒高跳びエレニ・クラウディア・ポラック(ギリシャ)を臨時出場停止処分を出した。英BBCが8日、報じた。

 ポラックは5日の予選で、4メートル20を記録し、通過ラインの4メートル40に達していなかったため、予選敗退した。試合後のドーピング検査で禁止薬物が検出された。

 ギリシャ反ドーピング機構が、ギリシャオリンピック委員会(HOC)に通達した。以降、HOCは「選手1人を選手村から退出した」と発表したが、それがポラックとみられる。

 ポラックは「私のサンプルから何かが検出された。栄養補助剤やタンパク質を一切に口にしていない。私は鉄分関係で問題があって、毎日、赤身の肉を食べないといけない。その肉に、その物質が含まれていることは知っている」と話している。

 また、パリ五輪のドーピングテストではこれまで、イラク柔道のサザード・セヘン、アフガニスタン柔道のモハメド・サミム・パイザド、ナイジェリアのボクシング代表シンシア・オグンセミロレらが、陽性反応を出した。