ダニエル太郎 ストレート負けで初戦敗退、世界74位ヒジカタに屈す<男子テニス>

AI要約

世界ランク87位のダニエル太郎がナショナル・バンク・オープンの1回戦で敗退。予選からの本戦出場を果たしたものの、ストレートで敗れた。

ダニエルは第1セットから苦戦し、ファーストサービスのポイント獲得率が低く、計3度のブレークを許して先行される。

第2セットでは一時的にブレークバックに成功するも、最終的にはマッチポイントで敗れ、ヒジカタが勝利。錦織圭は初戦突破している。

ダニエル太郎 ストレート負けで初戦敗退、世界74位ヒジカタに屈す<男子テニス>

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は日本時間8日(現地7日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク87位のダニエル太郎は同74位のR・ヒジカタ(オーストラリア)に1-6, 5-7のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

31歳のダニエルは今大会、予選から出場し2試合に勝利。予選1回戦ではA・コバチェビッチ(アメリカ)、予選決勝ではA・カゾー(フランス)を下し2年連続の本戦出場を決めた。

この日の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したダニエル。その後もファーストサービスが入った時のポイント獲得率が45パーセントに留まるなどギアが上がらず。ヒジカタに計3度のブレークを奪われ先行される。

続く第2セット、先にブレークを許し開始から3ゲームを連取されたダニエルだが第5ゲームでブレークバックに成功。その後、第9ゲームで2度目のブレークを奪うもサービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第10ゲームでブレークを返される。そして第12ゲームでマッチポイントとなるブレークポイントを握られると最後はダニエルがダブルフォルトを犯し、1時間14分で力尽きた。

勝利したヒジカタは2回戦で第7シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。今大会は上位8シードが1回戦免除のためディミトロフはこの試合が初戦となる。

また、日本勢では元世界ランク4位の錦織圭も出場しており、6日に行われた1回戦で世界ランク55位のA・ミケルセン(アメリカ)を逆転で下し初戦突破を決めている。