【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】「前回は調子に乗っていた」捲って2着の上川直紀が予選突破にホッと一息

AI要約

A級予選3Rでは上川直紀が巧みなスパートで準決に勝ち上がる。

前回青森では調子に乗っていたが、今回の初日は望月嘉人に差されて5着。

上川は怪我からの復帰を果たし、今回のレースに向けて状態が上向いていると感じている。

【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】「前回は調子に乗っていた」捲って2着の上川直紀が予選突破にホッと一息

<7日・佐世保競輪・初日>

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 A級予選3Rは上川直紀が中団外並走捲り。HS前から仕掛けた近藤雄太ラインを追うと、スピードを殺さず2角スパート。甲斐康昭に差されはしたが、ワンツーで準決に勝ち上がった。

 落車後だった前回青森は予選スタートから5、5、3着で「ちょっと調子に乗っていた」。その初日はチャレンジ上がり望月嘉人が前受けからペース先行。上川は脚を使っていない4番手からスコーンと捲った、と思われたが余力を残していた望月に合わされて5着だった。「行けたと思って油断した。2、3日目も5、3着だったから調子もそこまで良くなかったのかな」

 今期初場所の地元宇都宮(1、3、決勝6着)の最終日に落車。「左脇腹が内出血で真っ黒。それでも大丈夫だろうと思ったら次の青森でボロボロでしたね」。それから今回の佐世保まで中3日と期間はなかったが、「押し切れなったけど甲斐さんの上がりが11秒4なら仕方ないですね。前回よりも状態は上向いているし、準決も頑張ります」と胸をなで下ろしながら、2日目の戦いに気持ちを切り替えていた。▼3Rは前期S級の意地で、一番乗りで優出切符をつかむ。3―7=125。

▼10R(木村隆弘)S級昇格後、逃げまくっている室井にマーク。大いに恵まれる展開も十分で、1―457―2457。