パリ五輪を襲う新型コロナ変異株「KP.3」 WHO発表 選手40人以上感染

AI要約

WHOが明らかにしたパリ五輪代表選手のコロナ感染状況について。

競技場ではマスク着用が義務付けられ、陽性率は10%以上、ヨーロッパでは20%以上。

フランス当局と共に拡散防止に取り組む。

 パリ五輪をコロナウイルスが襲った。世界保健機関(WHO)は6日、コロナ変異「KP.3株」に、五輪代表選手40人以上が感染したことを明かした。

 WHOマリア・バン・カクホフ技術首席は国際連盟(UN)ジュネーブ事務所で行われた会見で「フランス当局と協力し、オリンピック期間内の拡散防止に努めている。多くの人が競技場でマスクを着用している」と話した。また同首席は「各国の報告によると、陽性率は10%を超える。特にヨーロッパでは20%を超える」と発表した。